連載回顧録53 私はこうして、18匹のクロダイをGETしました!なんちゃって(笑)。
北陸金沢も一気に温かくなりまして {春} だなぁ~ってウキウキしちゃう陽気に。
さくらも満開になり、歩いているだけでもジワッと汗ばむほどでありましたよ。
春 → 桜 → 花鯛 → 乗っ込み → 爆釣 てな方程式が頭に浮かびまして
こりゃぁ行かないと!あきまへん!ダメ!やばい!
ところがぁ、、、釣行した4月7日、、、寒の戻りもここまでするかぁ!?って位に超寒くなりまして(泣)、
まさか鼻水垂らしながら、震えながらの釣りになろうとは。
しかもオタンコナスのオイラです、このところの陽気に騙されて、
準備してたのは春用のウェア(爆)。仕方ない、今日は止めておく?
いやいや、止める訳なかろう(爆)、気合や気合!
そんなこんなで着いたのは穴水町の小堤防。
そうです、前回歳無し2枚を連チャン釣りした場所です。
こりゃぁ、厳しいっすなぁ。前回に比べると水がスケスケになってます、水温ガタンと落ちたんでしょなぁ。
バケツに海水を汲んで触ってみるとアハ!やっぱ冷たいわぁ。ま、極寒の頃程ではないけど。。。
釣りを開始しても全然生命反応が御座いません。
30分、、、1時間、、、1時間半、、、、あ? 初めて刺し餌、かじられてるっぽい?今日初の変化やん(笑)。
仕掛けを張って止めて、フンワリと緩めて、そ~っと聞いてみると、ホワン?
ほんの数センチほどスっと竿先をゆするような当たり?当たりだよね?本当に?
で逆に15cm程、竿先を送るように仕掛けを緩めてみると、お~!! やっと本当たり!
寄せてきてタモも使わずに抜き上げたのは塩焼きサイズのチビ本命ちゃん。
やっぱおるんだぁ、でも水温も下がって、水もスケスケで海底まで丸見えだもん、動きも超鈍いし警戒心もすごいよ。
まぁそれでもこのサイズ、群れでおるのは間違いないやろね。
そうつぶやきながら攻めてはみますが思うように当たりは出ません。
やっとまた時間がかかりましたが同じような当たりでGETしたのも同サイズ。
う~~~~~ん、微妙だなぁ。。。。。
でもこの時にオモロイ事が勃発~~~~っ!(爆)
当たりを見る為にジ===っと睨みつけてた竿先ですが、その海面直下に何かが動きました。??????
ん?何だ?って目を凝らしていると(ノ゚ο゚)ノ オオォォォ-
海草の隙間や捨て石の穴を伝いながらそこそこのタケノコメバルがウロウロと!こりゃぁ釣らんとダメでしょ!
今日の晩御飯の煮付けだがね!((*゚▽゚*)
黒鯛釣りの仕掛けはそのままに、針の上10cmにガン玉を優しく噛み付けて、穴釣りの要領で落とし込んでみます。
ウキがブラブラするのでなかなか思う場所に入れられず苦労しましたがぁ(^O^)、
うまく入った途端に見釣り成功!やったぁ、30cm弱のタケノコ君GET!!!!
黒鯛君は逃がしてあげてもタケノコ君はダメよ~だめだめ(*゚▽゚*)。だって美味しいんだも~~ん。
さぁ、また気持ちを入れ替えて、はい、黒鯛ハンター的なモードに戻します。
でもそんな気持ちは空回りする一方みたいでして。。。。とうとう潮も完全に止まってしまい、
これ以上は無いやろ!ってくらいに最悪条件に。
こりゃもう場所替えっしょ、それしか有りませんな。
そそくさと道具を片付け、移動の準備です。
美味しく食べたいと活かしておいたタケノコ君ではありますが、
次の場所に進むには活〆めしてあげないとあかんし。。。。。何か、1尾だけ持って帰っても、、、、
なのでここは思い切ってリリースしてあげちゃったんです、晩御飯の楽しみを放棄して!立派ですよ!(^O^)。
堤防の先端から車へ戻る途中、もやいである漁船の下を悠々と泳ぐ30cmほどのクロダイを発見。
でも全くの単独行動でしたからね、この船溜まり周辺に居ついてる奴なんでしょね。
でもちゃんとクロダイさんは居ますよーっ!って証拠ですからね。
次の場所では結果出したいな、(^-^*)(・・*)(^-^*)(・・*)。
車に乗り込む前から次第に風まで強くなって来ましたので、それも考慮して行き先も考えなきゃね。
どうやら風向きから推理すると、穴水の奥側に進むよりも七尾側に戻るようにすべきかと思い、
ゆっくりと移動を開始しました。
途中、凄~~~く良い場所があっていつか絶対にここで釣ってみたい!って通る度に思うんですけど、
車を止めておくスペースが全然無いのと、その護岸は全て、それぞれの民家の土地になってますので
結局は無理なんすよぉ。
でも半端ねぇくらい、黒鯛さんウジャウジャ居ますって、絶対。それもデッカイのばかり。
海に向かって 「超やりてぇーーーーーっ!!!!」 って叫びたい気分ですよ。
あっちもこっちも見ながら運転して来ましたが、国道沿いのよく釣りに来る岩場のポイントに差し掛かった時、
ワォ~!って思いましたね。すごく潮が引いてて!
日本海側って本当に潮の干満の差が小さいんですよ。なので水面の高さって普段それほど変わらなく思えるんですけど
このポイントでここまで潮が引いてるのは初めて見た感じでした。
直感でしたね。
今日なら普段行けない岩盤の先端に釣り座を構えられる!最前線で釣りが出来るぅ!
そうです、いつもの釣り座だと結構奥の方に位置してますから、ポイントまでの距離がどうしても長くなってしまいます。
先端から攻められるなら10m位は短くなりますから攻めるのも楽になりますし、より遠くまで攻められます。
しかも背中側には護岸壁が続いてますので風も緩和してもらえます!
やったぁ!アザーースッ!
きっとオイラに、思う存分に釣りなさいと。そうおっしゃっているのですね? 誰が?(爆)
ここでもまずバケツの水汲みからスタートです。
ホラホラ!水、さっきより全然温かいじゃん!これは超、好材料っす。
でコマセを撒いて。ホラホラ!そこそこ潮、流れてるじゃん!これもかなり高ポイントっす!
しかも左から右に向かって流れます!ここ、この潮しか喰わないんですよ!どうよこのお膳立て(((o(*゚▽゚*)o)))。
やる気満々でーーーーす!
暫くコマセを効かせてからの第1投!
仕掛けが馴染み、ウキが海面ギリギリを漂い始め、しばらくするとゆっくりジワジワと沈んで行きます。
竿先を送り込んで待ってみましたがその後変化は出ず。仕掛け回収です。
ほらね!齧られとる。おるよ絶対。
深呼吸して第2投目。さっきと同じポイントに仕掛けとコマセを落ち着かせます。
今度はこっちから攻めて行きます。
仕掛けを止めて一旦刺し餌を舞い上がらせます。
そしてそこから竿先で、刺し餌が再び落ちて行ってるであろう速度で送り込んでいきます。
仕掛け全体を少し緩めているようで実は緩めてません。聞きながら送る感じです。
来た!
竿先をススッと1回揺らしました。さらについて行きます。すると、
ククク!見事に竿先をくわえ込んだような明確な当たりが出ます!オリャッ!!
ズン!と乗ってきましたなぁ(^O^)、この引きは間違いなく本命様ですわなぁ(*≧∀≦*)。
取り込んだのは30cmをちょっと超えるサイズです、やっぱおるよね、このサイズだったら絶対群れとる筈だし(^O^)。
釣れまくる予感はここから本当に現実のものになって行くのでありました!
ではこの続きは次回で!
お楽しみにっ!!!!