連載回顧録28 試行錯誤の結論だ!
28歳から真面目に釣りに取り組んできて、気付いたらもう30年になろうとしてます。つか、何だかメッサ年寄りになった気分ですがァ、、、、つか、年寄りですわ、はい。
その中で十数年に亘って取り組んできたのが、「魚の喰い、活性」と「ハリス、針の大きさ」の関係です。
釣り人の常識として今やセオリーにまで仕立てあげられていますが、
喰いが超シビアだ!→針をその都度小さくしてみよう→それならハリスも少しずつ細くしていこう→サシエを小さくて自然な感じで付けよう→ウキをもっとシビアな設定にしよう→ウキも沈めちゃうぞ!→神頼み(*゚▽゚*)
そんな感じでしたが、本当に本当に、ハリは小さくした方が良いの?糸は細い方がいいの?って疑問は常に有ると思うんですよね、これが。勿論オイラもずっとそれがテーマだったんですけど。
で、毎回まいかい、ま、いいかぃ?にならぬよう常に強い意思を顕にしつつ(笑)、フィールドテストして来ました。
結論ーーーーーーその1
喰いが立ってるとき、渋ってるとき、いざ喰ってくるそのタイミングに於いては、針の大きさは釣り人が考えている程にはシビアな問題じゃない!
うんうん、つまりですね、入れ食い時には多少ゴツゴツしたワイルドな仕掛け、デカ針でも喰うんですよ。
だってもう我慢の限界を超えた食欲に負けてるんですからね、「超腹減ってますけどぉ!」的なね。
糸や針の大きさよりも刺し餌に視線が奪われてます。気に掛けるならむしろ仕掛けの張りだね。
結論ーーーーーーその2
警戒心が異常に強い時。特に、ヤバイ感じでバラシた後とかね、なかなか口を使ってくれないような時。
これはね、細いハリスが絶対的に有利ですわ。うん。すごい差が出ます!超ビックリ!
やっぱ何だろ、サシエサが自然に近い流れ方するんでしょうね、彼等彼女等にとっては安心要素が高くなるみたいな。
でもここで注意すべき事は、気配は感じるけれどもなかなか明白な当たりにならない場合、直感的にその辺りに居るであろう黒鯛が大きそうなのかそうでもないのか、そこですわ。
例えば今までハリス1・2号だったとして、針は同じチヌ5号であってもハリスを1号とか0.8号に落とすとですね、当たりが頻発するんですよね、その当たる回数も当たり方も歴然とした差がでちゃう。でも細い分取り込みにはやり取りの技術やら竿さばきのスキルは当然必要でありまして、それが無いとバラシのリスクは倍増しちゃう訳ですよ。なのでデカイぞ!って判断したら安易にハリスを細くしちゃダメなんですよ。細くしない分、誘いのテクが重要になるけどね。
けど、それに合わせてハリも小さくしたらもっと喰うんじゃね?って思ってやってみるとコレがまた、大差無い。(^O^)
小さな針ほどスッポヌケや掛かる位置に問題も多くなっちゃうからね。
つまり、困ったら糸を何とかせい!ってとこです。
でも、いくら何でもそんな0.8号とかってのは!!!!!!って思う方も多いでしょうがぁ(((o(*゚▽゚*)o)))
逆に真剣に1と08の違い、納得するまで体感実験した事ありますかぁ?ホント、是非ともやってみて下さい!
きっと体験したら、1号はOKでも08はイヤ~~ンとおもってた貴方!全然OKちゃうん!?って自信もてますから。
但し、トータルバランスですからね、ハリス、道糸、竿の強さ、それが相まっての条件です。
ちなみにオイラ、08、06でやるならば竿0号もしくは00号、道糸1.2~1号、コレくらいが標準です。
以前のブログでも書いてますがオイラ、1年中ハリはチヌ5号がスタンダードです。落とす必要性全く感じません。
当歳の15cmない黒鯛であっても、チヌ5号の針を飲み込んでしまって残念ながら生きて帰してやれなかった寂しい気持ちさへ、もう日常茶飯事です。
なのでマジ、ハリス落としても針落とすな!
妥協点落としても 夢まで落とすな! な~~んちゃってね(*´∀`*)