深場のチヌ攻略法 その3

2014年02月20日 20:43

いよいよこの、攻略法その1、その2で書いてきた事の応用編となる3で仕上げです。

マキエも良し仕掛けも良し、そう来たら最後は具体的な誘い方と応用です。

仕掛けは基本的に縦になりますから、潮の流れの強弱はありますが、中くらいの流れの速さ以下であるならばコマセ投入点はウキの頭辺りでOKです。速めならウキの潮上にずらしたり、殆ど止まっているようであればやや潮下に投入するだけの事です。ただ気を付けなくてはいけない事と言えば、肝心のウキの投入点が毎回大きくズレてしまって、そのウキに対してコマセ投入点がその都度ズレてしまうのでは意味がありません。なので、もしウキが思ったポイントに入らなかったり、ズレてしまった場合には改めて投入し直すか、そこまで引き戻すかして、なるべく一定のポイントに確実に仕掛けが馴染むようにして下さい。そして、あくまでも一定のペースでコマセを入れる事です。弁当食べてても、お茶飲んで休憩してても、立ちションしてても、他の釣り人の様子見てても、綺麗なお姉さんに目を奪われても、仕掛けいじってる最中でも、幸いにも大物と格闘してる最中でも、う○こしようかどうか迷ってても、釣れますかぁ?って声かけられても、急な所要を思い出しても、上司からの仕事の電話がかかってきても、目の前でカラスとトンビの空中戦が始まっても、海ウがギャーギャー叫びだしても、喩え何があろうと絶対に同じペースで同じポイントにコマセを入れる事を忘れない癖をつけることです。

その条件の下で、あとはフカセ部分を長くしたり、さらには這わせるように調節したり、少しだけ短くしたりしながら微調整します。コマ目にまめに、チョットずつ変えて下さい。

特に刺し餌が囓られたり、コジコジされたような痕が残って来た時にはチャンス到来です。ほんの僅か何かが違ってて、それを気に入ってもらえない証拠です。棚?フカセ部分?えさの付け方?まずは刺し餌近辺の何かを少しだけいじってみましょう。殆どの場合に、原因はそこにあります。無理に合わせず、そっと巻き上げてちゃんと調整してから投入し直しましょう。焦ってはダメ。奴は暫くの間必ずそこをうろついている、絶対に。

どこかできっと、ハッキリした結果が現れるはずです。

寒チヌのしかも大きなサイズ。そのときあなたの竿は心地よい満月を描いてくれることでしょう!(((o(*゚▽゚*)o)))