2013年9月を振り返る

2013年11月01日 21:13

9月は釣行前日まで天候が大荒れと言った悪循環なスパイラルパターンにはまってしまい、条件的にはかなりとんでもなく厳しい感じでした。そのくせ、海の中は地上に比べて1~1ヶ月半ほど遅れて推移するんですが、そこはもうつまり、真夏の盛りでありまして魚も海水も超生温かい、実に気持ち悪~い環境下にありました。単純に水質だけで言っても大雨、過度の濁りの流入など、水潮や青潮の発生、極端な塩分濃度低下、はたまた一時的な大きな水温低下など様々な悪条件が入り乱れて頻発しました。それならなるべく影響を受けない釣り場を探して釣るしか無い訳でして、それがハマるとバコバコの入れ食い!って言いたいんだけど、これがなかなか、、、、厳しい訳でありまして(´;ω;`)

それでも頑張って4回の釣行で39枚の黒鯛と出会えました。但し、合計で10ヶ所以上も釣り場移動しましたけどね(ToT)。最長寸は44cmと、かなり心もとない大きさでしたがこれがまた、今年一番とも思える位に元気一杯の暴れようでして、思い出に残る1枚になってくれました。潮の条件があまり整わなかった為、活発な餌盗りどもではありましたが奴らの活動する棚が目まぐるしく変動し、結局のところ水面下から底まで最後には全てを埋め尽くすような状況となってしまい、その中を狙うのは物理的に不可能な状況。なので潮下の、辛うじてコマセが効いてるかどうかの瀬戸際を、深めに流す方法で攻めました。つまり、コマセの99%は餌盗りどもにプレゼントしぃの、1%で黒鯛を釣るって方法です。やっと1枚釣れたからと言って、そこにバンバンと追い打ちのコマセを入れてもこんな時は自爆するだけ。釣れたポイントにもっとコマセを効かせたいなら、餌盗りどもに倍のコマセを進呈するしかない(笑)。題して「大盤振る舞い釣法」。でもこんな釣り方でも、2枚目3枚目って続いて来る時はコマセに近くなってくるか、もしくは棚が上がって来ますから攻める棚や投入点は微調整しなきゃね。

型は小さくても、餌盗りをワーッツ!って蹴散らして喰ってくるような奴が見られるようならば、餌盗りどものド真ん中にダンゴ状のコマセをドボ=ン!って投入し、逆にこっちから餌盗りどもをビックリさせて散らしてから、タイミング良く付け餌をもそこに入れて本命をゲットする方法も有りです。

条件が悪くて厳しい釣りになるほど、奇想天外に攻めてみる。そしたらきっと、自分の引き出しは大いに増えていくことでしょうね、それは必ず明日の生命線に発展してくれるんですよ、間違いなくね。