2013年6月を振り返る

2013年10月10日 18:29

6月初旬はまだ5月とそれ程に海の中は変わらない状況でしたが、中旬頃から一気に水温が上昇し始めて、餌取りが俄然活発化しました。アジ子、ウグイ、コッパグレ、フグと、夏の到来を告げるような凄まじさです。一方の黒鯛はいよいよ本格的に産卵期に移行した様子で、たまに当たりは有るもののノーテンキな小型が飛びついて来るか、逆にメスの良型はなかなか口を使ってくれないかの両極端な状況になりました。こうなるとやはり水深の浅い釣り場では上から下まで餌取りに占拠されてしまいまい、勝負にはなりません。どうせ分が悪いのであればジックリと深場を攻めて、時折当たる中型以上の渋い当たりに合わせて行くほうがまだ集中できます(笑)。

状況を見たいので最初は比較的浅いけど藻場が点在するようなポイントに入るのですが、結局ダメだぁ!って事で深いポイントに移動をする釣りが続きました(´;ω;`)。但し深ければどこでも良いという訳ではなくて、やはり産卵に適した環境下であるとか、餌場が有るとかの条件は必要になりますけどね。穴水で言えば中居方面、内浦方面、鹿波方面、能登島なら何といっても通でしょうかね。いっそ漁港の堤防よりも、普通に護岸壁で攻めやすいポイントを開拓して入るのもGOODな手段です。テトラが手前と沖に並行して走る能登独特の、釣りをさせてもらえない護岸スタイルの場所も多いですが、釣りに適した護岸も意外に沢山有ります。田んぼの向こうとか、雑木林の裏とか(<>O)、自分の宝物になるポイントはスゴく重宝しますよ!いつ出かけようと絶対って言って良いほど誰も居ないし、週末や連休も関係なし、思う存分に遊べます。20~30mも投げれば超いい感じの駆け上がりになってたり、藻場も豊富です。手前に生い茂る藻の林もよく探せば薄い場所も有るので、そうゆう所を取り込み場所にすれば問題ありませんからね。

餌取りも普段から人が多く入る場所に比べれば絶対数で少なくなりますし、願ったり叶ったり。お試しくださいませ。

それでも餌取りの活性が上がるのでオキアミだけでは苦戦する事も多くなります。オイラもこの頃からは練り餌がメインになります。市販の練り餌でも良いのですが、それでも厳しい状況であれば、練り餌を工夫してみるのも手です。市販品をベースにしつつ、オイラはあるものを加えて練り込んで固めにしたり、餌持ちが良くなるようにイジリます(笑)。ま、それも釣りの面白さとして色々やってみてください。

6月は3回の釣行で16枚。42センチが最長寸でちょっと淋しい釣果でした。