連載回顧録25 チヌがたまる場所?

2014年06月12日 21:29

前回のこの釣行であらためて確信できた事があります。

まずはこの動画をご覧下さい。

https://www.youtube.com/watch?v=Gb-657ChtZg

 

これは最近オイラのところに弟子入りした彼が(クロダイ狙い始めてこれで5回目位の釣行かな?)、どうしても手にしたかった45cmUPのクロダイを現実にGETする瞬間のものです(いちいちウルサい彼の師匠があーだコーダ言いながら最後はタモで掬ってあげてます)。釣り上げたのは46.5cm。(*゚▽゚*) まぁ、かなりハイテンションでの歓びようだったんですがぁ、それにオマケで2枚の中型付き。バラシも1枚(^O^)。

それでも夢が叶って大満足でした。

ここで注目して頂きたいのは釣り座を囲む藻の林です。竿先から10m先までは画面から見てとれるような厳しい状態です。しかもそれだけではありません。このポイント、延々と沖まで水深が平均で2mあるか無いか。しかも潮は殆ど動かずおまけに水はスケスケ。偏光グラスで凝視してるとサシエが沈んで行くのも、魚が動くのも、ひょっとしたらサシエを喰う瞬間まで目撃出来そうな環境にあります(動画では一目瞭然ですよ!)。

但し、攻めるポイントはどうしても最短で15m先、通常は20~30m先、渋い時には50m以上先まで遠投しますので残念ながら捕食シーンまでは確認出来ませんがヽ(;▽;)ノ。

そして沖に至るまで2~3m間隔でランダムに密集して藻の群が高密度に点在してるんです。運が悪いと掛けた瞬間に藻に巻かれてしまうような事も多発します。多分、釣り上げた数よりそれでバラす数の方が多いかもって場所なんです。

でもね、この産卵期に良い型の数釣りをするならホント、そうゆう場所が狙い目なんです。

どれだけ仕掛けを盗られようが、根がかりが取れて嬉しく思うような過酷さがあろうが、スバリを引いても海藻の固りばかりくっついてこようが、それを面倒臭いと思ってしまったらもうオシマイ(ToT)。

そこにコマセを効かせてしまえば天国行き間違いなしに保証されるんですよ。

誰もが毛嫌いして攻めないか又は釣りのポイントとしての選択枝にも入らない。産卵に最適な環境。たまに釣り人が入ってもやられる前に釣り人の方から降参してしまう場所。

そんな場所でクロダイ達は安心して無抵抗に集って来るんです。

 

「おい、今あそこの釣り場連日好調らしいぞ!行ってみるか?」とか

「わぁ、釣れてるんだろうな、ヽ〔゚Д゚〕丿スゴイ人で入る場所も無いんじゃね?」とか

そんな煩雑でスレっからしのハイリスクな場所をわざわざ選んでまで行かなくても良いのです。誰もいない釣り場で思う存分にゆっくり好釣果を満喫するほうがリッチでしょ?(笑)

そして最高の提言。

「1度そんな場所で結果を出しちゃうとね、それ以降、そうゆう場所が全く無抵抗に攻められるようになちゃう。つまりそれが自分の頭を大きく変えられる事になるから釣果だって劇的に上がる!」って訳でして、我がお師匠さんのお言葉でもありました。

釣り人って大体身勝手ですからね、まぁ、勿論遊びですから良いのですが、、、自分の思い込みだけで決めてしまう事が殆どですよね。お魚の立場で推理出来るようになると攻め方も推理も全然変わります。

次はあなたが変身する番ですよ!さぁ、ヒーローに!!!(((o(*゚▽゚*)o)))

 

ではもう1度。

https://www.youtube.com/watch?v=Gb-657ChtZg