深場のチヌ攻略法 その1

2014年02月14日 07:21

昨日の能登島周辺の表面水温は何と8度。は?8度?ですか!すげえな、それは又何とも。

例年では9度台前半って辺りが平均的なのでかなり厳しい状況です。

こんな時はクロダイさんもおいそれとは動いてくれないでしょうから当然、水温が安定し易い深場が有利。

能登島では南側よりも北側の方が水深があり、さらに西寄りはもっと深くなりますから断然そっちが有利になります。

特に10m位ある場所は狙い目にはなるのですが、どうも攻め方を見ているとアレっ?って方をよく見掛けます。

10m前後の水深と言えばビルの3階は優にある訳です。そこにコマセを小さな杓でポツポツと入れて行く訳ですが、浅場のようにコマセのカーテンを作るってのは難しいですし、キッチリと底までコマセを効かせるには工夫が必要です。

上からゆらゆらと拡散しながら落ちて来るコマセに、ホイホイと浮いて来る時期ではありませんので、こうした時には1点集中でそこに寄せてしまうように攻める方が効率良くなります。丁度イメージするなら筏釣りのような感じです。

 

底近くにコマセを送り込むにはある程度固めに粘度を上げたものを用意して、杓に取ったらバッカンの壁面にギュっと押し当てて、その団子状のまま沈めていくようなコマセワークが必要です。

パラパラ撒いたところで、ほら想像してみて下さい、そのコマセはどんなふうに流れ、どんなふうに落ちて行くのか。

拡散しきって無くなっちゃいそうでしょ?それでは希み薄ですよね。

しっかり練った重いコマセだと真っ直ぐに沈んで行って、中層辺りから少しずつバラけて行くので底近くでも効き目が有るって訳です。そうすればキッチリと自分のポイントを作れるんですよね。

コマセがしっかり効いてる所にクロダイは寄って来るわけですからチャンスも確実に増えるんです。

釣るためのコマセですから最大限有効に活用しなきゃね。

 ではこのコマセにどう仕掛けを合わせていくのか?

それは次回に書こうと思います。

ではでは(((o(*゚▽゚*)o)))