新連載4 クロダイこませ検証考 徹底的に黒鯛を寄せる事にこだわってみた!

2014年10月15日 18:40

 今回は集魚効果が抜群に高い集魚材に特化してブレンドしてみました。材料はコレです。

この二つに激荒サナギ1袋とオキアミを3kgしっかりブレンドしました。まとまりが今ひとつになってしまいますので、海水をいつもよりやや少なめにして素手でしっかり粘りが出るように練り込みました。これで遠投もバッチりです。

 

水温はまだまだ高く、すごく生温かく感じます。能登島周辺は今年異常にフグが多くてしかもサイズがデカく、大きなものでは30cmを超えてきます。1度の釣行で針が1袋やられてしまう程。今日も嫌な予感がしたんですが、、、、。

釣り場は岩盤がドーンと張り出しており、その先は砂地とシモリ根の混在になるのですがアマモ等の海藻も多く、ちょっと大きいのが来ると竿あしらいがちょっと大変です。沖である程度弱らせないと根ズレ、海藻絡みなどでバラシも多くなります。

 

到着したのは午前10時頃。まずはしっかり広範囲にコマセを入れます。タックルの準備をしながら15分ほどコマセました。

最初はボイルを付けて投入。潮は右から左にほどほどに流れているようですが結構強めの風が真逆から吹いて、こりゃ水中ウキが必要なのかな?って思ったんですがウキが少ししもるだけで順調に潮に乗るようで一安心。当たりらしき動きも無く、とりあえず仕掛けを回収してみました。

「あらら、刺し餌残ってるっ!」

撒餌さの周囲にはサヨリなどがワンサと群れているのが見えていますから、餌盗りが全く居ないってことではなさそう。

「ひょっとしたら、ひょっとする?!」 こりゃぁ下の方で黒鯛がウロウロしてるのかもです!

すぐさま攻めていきます。ウキが水面下をゆっくりと漂って行きますが太陽のギラギラで偏光グラスでも全然見えません。

ラインをコントロールしてやや張り気味にして聞きながら流しておりますと!穂先をトトンと軽くノックして来ました。

ガツン!おお、来ました来ました、これは正しく黒鯛の引き!海藻の少ない場所に移動して取り込んだのは30cmを超える大きさ、すごいスゴイ!もう寄ってるんだぁ、どんだけ集魚力スゲェんだ!?

そこから2時間、ポツポツと数をかせいで釣れ続けました。ただここで何と、2回連続のバラシが発生!・・・・・・

大型だったんですがシモリに巻かれてのラインブレイクと、針外れ!・・・・・何やってんだぁ...。泣き。

 

そこからパッタリと当たりが止まってしまい、グレワールドが幕開けです。やっぱどんなに集魚効果に優れたコマセでも、バラシ多発ではどうにもこうにもダメですねぇ。

結果はこのとおり。

グレちゃんは27、28cmでしたがあまりにもポッチャリして美味しそうだったので2枚だけキープして来ました。

ここに写っていない黒鯛が4枚有りましたので合計11枚。大型のバラシで中型、小型ばかりになっちゃいましたが、このところのフグラッシュから抜け出せてちょっとだけ嬉しかったです。

魚を確実に寄せる為にはやはり、集魚効果の高さがものを言います。今回のブレンドは寄せの即効性が特に驚きでした。絶対に寄せてくれる!って自分の餌に安心出来れば、もっともっと積極的に攻める釣りにシフトして行けます。いやぁ、良かった。久々の数釣りだぁ。(^O^)

 

あと今日のもう一つの収穫ですが、スーパーに普通に売っているバナメイエビのむき身。これにチヌパワーの粉をまぶして冷蔵庫で丸1日寝かせたものを餌にしてみたのですが!超いい感じでしたぁ(*゚▽゚*)。大きいのは適当にちぎりながら使えましたよ~~~っ!

ではまた!