新連載3 クロダイこませ検証考 オカラだんごは時代遅れの餌なのか?????

2014年10月03日 21:21

今回、急遽テーマにしたのはこのお馴染みの集魚材、「オカラだんご」であります。

集魚材の歴史上かなり草創期から登場しているものでありますが、今となってはどこか懐かしい感じが漂っているかもしれません。でもね、でもでも、未だに必ず餌屋さんの棚には間違いなく置いてある餌ですから、きっと皆さんも毎回必ず見かけているものだと思います。

つまり、ず~~~~っと商品として陳列されているってことは、ず~~~~~っと需要が有るって事でありまして実際に売れているんであります。

フカセ釣りだけに留まらず筏釣りにもファンが多いですし、何と!サビキ釣りでアミエビと練りこんで使う方法もあるんだとか!なるほど、考えてますなぁ(^O^)。

 

確かにこの餌の場合、白い強い濁りを産むところに強みがあるんですがそこだけじゃ無いんですよね。

しっかりと水分を吸着する!ってとこが利用価値満点なんです。

サビキでアミエビに混ぜるってのもその効果が期待されるからなのでしょうが、乾燥した粉が水分を含んで膨張する際しっかりとそのエキスも吸い取ってくれるので、その分広範囲に匂いとともに濁りが拡散してくれるってことです。

 

多種多用な集魚材が店頭に並んではいますが、その中でも最も軸となる高集魚効果の餌、その単体それだけで量を全て補おうとすればかなり高額になってしまいます。ひと袋千円近くするものを2、3袋にオキアミブロック1枚、しかもまとまりが弱いものでしたら遠投用の集魚材まで必要になり、あっと言う間に5千円コースとなってしまいます。

しかしこの「オカラだんご」をブレンドすれば量もかなり増えますし、何よりもオキアミ成分が細かい粒子と共に拡散しますから前述の餌と比べてもそれほど大きな違いも無くなります。

 

配合時にも工夫は必要だと思います。

私の場合にはまずオキアミを砕いた時点で海水を加え、しっかりとジャブジャブして水の中にオキアミエキスを溶かし込ませます。そこにオカラだんごを投入、一気にそのエキスを粒子に吸い込ませるんです。

そしてそのしっかり混ざった中に軸となる高集魚効果のある材料を加えてジックリ練り合わせるんです。

量もしっかり増えて、まとまりが向上しますから遠投させる為の集魚材も有りません。

しかも何よりも、安上がり!(((o(*゚▽゚*)o)))

お小遣い生活釣り師にとっては大変に重要度の高い必須アイテムだって訳です。やってみない手はありませんね。

そして、使ってみてそのよさに納得してもらえたらいいなぁって思います。

おそるべし、オカラパワー!(*゚▽゚*)/////////////