回顧録2 釣りにのめり込んだ あ・の・ひ

2014年03月01日 21:58

 

今になって思えば鯖なんていう魚は回遊魚なのですから、当然群れで居れば我先にって感じでゴッソリ釣れるんですけど、結局あの年は単純に鯖が異常発生した年だったので、奴らが陣取ってた時にナイスタイミングで釣り始めた訳ですからまぁ、誰にでも釣れて当り前だったんですよね。でも何の巡り合わせか、自分で道具を揃えた時には奇しくも鯖はどこかに移動しちゃった後。しかも釣りやお魚さんに対して常識的な、一般的知識も一切無い、経験さへも全く無い訳ですから「鯖入れ食いモード」的に、棚も仕掛けも殆ど関係ないよ~みたいな、たまたま入門時にはそんな釣りが運良く通用してただけなのでありますよ。しかも臨機応変に他の魚を釣るノウハウさへ持ち合わせてもいませんでしたしね。(´;ω;`)

随分と思い上がった考え方ですが、地球上の生き物の中で仮に人間が一番だとしたら、魚類はどの辺りかを考えてしまったんですね。そしたら自分的にはかなり「下の方~っ」ってのが答えでしたから、そんな奴らにオイラが負け続けるってのは絶対に許せなかったんですよ、何ちゅうか、こう、人間としての尊厳まで否定される的な。(笑)

で、何をしたか?

はい!図書館に行って、魚類の生態についてこと細かに調べたんですね。

あ!おう!ジェジェ!驚きの宝庫!鯖は居る時には居るけど、居ない時には居ないんだ!(当たり前じゃねぇかぁ、、)みたいに、知れば知る程驚愕の事実が満載だったんです。とにかく無知の極みでしたからね~っ。そもそも魚で知ってるっていえばサンマ、鯖、アジ、イワシとタイ位のもんでしたからね、定食に出てくるようなものだけでしたよ。

 

じゃぁね、鯖が居なくなった時でもそこらに居るのはどんなお魚?カサゴ?スズキ?クロダイ????色々出てきました。そうなんですよ、図鑑ですからやたらに登場魚類が多くて大変。ストリーなんて一切なし。それでもそれぞれの生態をメモしつつ、仕掛け図を頭に入れました。

ブラクリ仕掛けなる代物や、脈釣りなる攻め方を勉強してついにリベンジの釣行に向かったのであります。時期はこれまた晩秋っていうか初冬でしたので、こんな仕掛けを多用する最盛期。

はいはい!適度に釣れましたねぇ、カサゴにソイにメバル、さらにはセイゴやチンタ。(゚▽゚) チビばかりだったけどお勉強した通りのお魚たちと巡り合うことが出来たんです。しかも今までのウキによる当たりじゃなくて、竿先をノックするダイレクトな当たり。これもかなりドキドキ感タップリで相当なカルチャーショックでしたね!ここまでお魚さんから完全に見放されてたオイラにとっては、こんなに救われて、ホっと出来てメッサ嬉しかったんです。これからもシッカリ勉強してもっと色んなお魚をゲットしなきゃなぁ!なんて、そうこみ上げる気持ちをセーブするのに必死でした。(<>O) だって、仕事休んでしまいそうだったし。

ここからまた何かが、自分の人生を変えていくんじゃないか?何か、プチっとスイッチが入る音まで聞こえたような(笑)。

そう予感した通りに物語はどんどん進んで行くのでありました!ではまた次回の第3話をお楽しみに!(笑)