ちょっとひらめいた!

2014年02月03日 10:30

寒の黒鯛は確かに当たりが渋い。そりゃそうだ!人間が丸裸にされて極寒の中に放り出されたら、いくら腹ぺこでもそうは食べる気にはならないでしょうに。人間には体温があるからまだしも、黒鯛は水温が全てだから厳しい訳ですよ。

食べないと寒さにもやられてしまうからとりあえず、食べ物を口にしてはみるものの、「寒っ!」って言って吐き出しちゃう。

それが人間で言えばステーキのようなオキアミであっても、なかなか飲み込む所まではたどり着かないんでしょうね。

だから、モゾッとした超イヤラシイ前当たりが出るといつものつもりでジワッと誘いを入れるんだけど、うまく本当たりにはなりにくい。何でかなぁ?食い込まんなぁ、、、って、最終的には「極寒だから仕方ない」って諦めてしまいそうになっちゃう。

考えてたら基本的な事に気づいたんですよ、コレが。

誘いがいつもの感じだと大きすぎてるんじゃないか?とね。要するに、誘いを掛けるってのはハリスがフワッと舞い上がって刺し餌がフワ~~ンと動くことで黒鯛をその気にさせる事ではあるんだけど、何せ寒くて体が機敏に反応しないからそれを追ってまで取ろうとしないんじゃないかなぁ。逆に、「あら?」って警戒したり諦めたり。

寒の時期は誘いも細かく多めにしてるつもりだったんだけど、実際には大きな誘いになってたんじゃないか?と。

意識して小さな誘いを連発すること。リールのスプールから少し出した糸を、手元で5cm、10cm単位で誘う、特に前当たりが出てからは2、3cmで誘いを入れるつもりで丁度良いかもね。

口元から落っこちそうになった餌を慌てて口に入れ直す程度の誘い。ここに拘ってやってみよう。

おし!宿題出たぞ。(笑)